【中学校に剣道部がない場合】子どもはどこまで上達することが出来るか?

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剣道ノート第4回目の話題は、『中学校に剣道部がない場合、子供はどこまで上達することが出来るか』について考えてみたいと思います。

『剣道ノート』とは?

剣道の稽古・大会・イベントなど、剣道に関わる中での反省点や気付いたことなどを、雑談的な内容で月1~2回の頻度で振り返りをしていくコーナーです。

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すごいちゃん

良かったら見てくださいね♪

過去の剣道ノート一覧

私の住む県では剣道の地域格差が広がっていて、中学校に剣道部がない、もしくは剣道部はあっても団体戦すら組むことが出来ない人数…というところが徐々に増えてきています。

  • 中学校に剣道部がない場合、子どもはどこまで上達することが出来るのか?
  • 中学校に剣道部がある子とない子ではどれくらい差が広がるのか?

中学校に剣道部がない子どもの保護者であり、指導者の端くれとして少年剣道に携わってきた私が見てきたことを話していこうと思います。

目次

結論:子どもがメキメキ上達するのも、小学校をピークに下降するのも保護者次第!

中学校に剣道部がない子が剣道を上達するには、一番に保護者の協力が必要不可欠です。

剣道部がある中学校の子は、学校が終わったら嫌でもそのまま部活動の流れになります。

ですが剣道部がない場合は、一旦自宅へ帰り夜ご飯を食べてから剣道の稽古へと向かいます。

どうやって稽古先へ向かうかと言うと、ほとんどの方が『保護者の送迎で』ですよね。

最近生意気になって来たなと思う部分はあるけれど、やっぱりまだまだ子どもです。

中学校に剣道部がない子は、保護者の協力がないと、剣道の稽古すらままなりません。

中学校に剣道部がない子は1週間どれだけ稽古に行ったかで強さが決まる

剣道部のある子は、放課後+土日の部活で週5〜6程度は稽古をしているのではないでしょうか。

その子らと同等に食らいついて行くには、出来るだけ同じ数だけ稽古をするしかありません。

そう、『同じ数だけ』です。

とは言っても、なかなか難しいところもありますよね。

情け容赦なく、剣道部のない子が週何回稽古をするとこれくらいのレベルなんだよを具体的に表すと、こんな感じになります。

(お子さんが小学校まで積み重ねてきた今までの強さと、指導者や稽古の内容によって多少変わります)

週1〜2回の稽古の場合

中学1年生の頃は、小学生までの積み重ねでギリギリ何とかカバー出来て来たかもしれません。

でも時間が経てば経つほど、部活をしている子との差は広がり、ジワリジワリと下降の一途を辿っていきます。

新たに技を習得したり、悪い癖を直そうとしても稽古量が足りないので、うまくいかない場合が多いです。

週2〜3回の稽古の場合

小学生まで積み重ねてきたものを現状維持させるのに精一杯、良くもなってないけど悪くもなっていないという感じです。

ただ部活をしている子の伸びは凄まじいものがあるので、他の子と比べた時に「あれ?うちの子あんまりパッとしないかも」と思うこともあるかもしれません。

上達具合は稽古の量に比例してくるので、あと1日どこかで稽古出来るようになったら、少しずつ変わってくると思います。

週4〜5回の稽古の場合

週5くらいを続けて稽古していれば、中学1年生でも爆発的に上達するタイミングが来ます。

上達するものの、部活をしている子も同様に伸びているので試合となれば、また話は別ですが。

ただ、相手に勝ちたい!強くなりたい!と思うなら、最低でも週4〜5回の稽古は必要なのかなと感じます。

中学校に剣道部のない子はどこで稽古する?

稽古の数が、剣道の強さや上達度合いに直結することはわかってもらえたでしょうか。

では、中学校に剣道部がない子は部活動もないし、どこで稽古をすればいいのか。

真っ先に思い浮かぶのは、小学生までお世話になった少年剣道教室!

でも、それだと週2〜3回が関の山。

出来ればあと1〜2回、稽古出来る日が欲しいですよね。

例えば、中学生も参加可能な合同稽古会に一般の人と混じって参加したり、日頃お世話になっている先生に出稽古先を相談してみるのも良いかもしれません。

我が家の場合は

  • 小学生までお世話になった少年剣道教室 週2回
  • 近隣の少年剣道教室に出稽古 週1〜2回
  • 少年剣道教室の先生に紹介してもらった稽古先に出稽古 週1回
  • 市の剣道場を個人で借りて親子剣道 週0〜1回

という感じで稽古をしています。

ただし稽古先を増やせば増やすほど、必然的にたくさんの先生と関わることになります。

『A先生はこう打った方がいいって言っていたのに、B先生は違うこと言ってる』

良くあることですよね。

『面打ち』一つとっても、先生方によって色んな打ち方があります。

身長・体格など自分に合った打ち方を身につけたいですよね。

大人との稽古ばかりで、同年代と稽古出来ない弊害

もちろん稽古をしないよりした方が良いです。

でも周りに同年代がいないので、いつも相手は大人ばかり。

高校生や大学生など、若くて動ける稽古相手がいれば別です。

我が子の場合はどうしても、相手はおっさん・おばさんばかりになってしまいがちです。

そうすると、どうしても年齢に見合わない足を動かさない年寄り剣道になってしまうんですよね。

出来るだけ動ける相手がいる稽古場所を探して、稽古に出掛けています。

直した方がいい良くない癖は小学生のうちに矯正するのが◎

そもそもの稽古量が少ないと、上達することより悪い癖を直すことに注力しなければいけないので、一向に上達しません。

あとは子ども本人が、『悪いクセを直そう!』『もっと上達したい!』とどれだけ思っているかですよね。

◯◯先生にこんなアドバイスをもらった…など剣道ノートをつけるのも良いかもしれません。

毎日の稽古でケガをしない・疲れを残さないためにしていること

怪我をしてからでは剣道そのものが出来なくなってしまうので、出来るだけ予防に努めています。

整骨院や整体院にこまめに連れて行きたいなと思う反面、稽古の時間も勉強の時間も減らしたくないのが本音。

我が家は、出来る限り時間節約のため、ホームケアで済むようにしています。

まとめ

剣道部がある中学生には敵わない部分もありますが、例えば剣道部が無くても、稽古量と上達具合は比例します。

中学校に剣道部のない子の保護者の皆さん、一緒に子どもの為に送迎していきましょう!

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