地稽古になると振りが小さくなる|連続打ちで手足がバラバラ【初段R5.8~9月】

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今回は、初段・令和5年8月~9月の稽古の際に感じた反省点や教えてもらったことを書き綴っていきたいと思います。

1人剣道反省会(令和5年8月~9月)の内容

  1. 基本打ちでは大きく打てているのに、地稽古になると打ち(振りかぶり)が小さくなる
  2. 小さい早い(速い)面打ちが上手に打てない、形がよくわからない
  3. 面を打つ時、手と足が合っておらずバラバラ
  4. 面の打ち方がのぺっとしている
  5. 引き技を出す時の足がいまいちわからない
  6. 竹刀の握りが悪い、途中で握りが緩んでくる
  7. 一歩足を継がずに、その場から面を打てるようにする
  8. 自分が打てる間合い・相手から打たれる間合いを知る
  9. 初めと終わりの礼の時は、かかとを揃えてキレイな見た目に
  10. 面紐を結ぶ位置を高く(タコ面にならないように)
  11. 面を被った時、面手ぬぐいの文字は読めるように(裏面にならないように)して被る
  12. 礼をする時は、二歩目で竹刀を抜いて三歩目で構えながら同時に蹲踞をする
  13. 地稽古になると足が前後にピョコピョコ動いていたのが無くなって、どっしり構えられるようになった

今私は通っている道場での稽古や、近隣の道場への出稽古で、週2~3回稽古をしています。

私は大人から剣道を始めたので、リバ剣の人のように、ましてや小さい頃からずっと途切れなく剣道をしている人には敵いません。

出来ないことの方が多くて、一人でモヤモヤしながら稽古することが多かったんですね。

すごいちゃん

自分以外の大人から剣道をはじめた初心者さんは、どんなことを思いながら剣道をしているんだろう?

自分の出来ないこと・もがいている姿をさらけ出していたら、他の初心者剣士さんと交流(と言う名の傷の舐めあい)が出来るのではないかと思って書き綴っています。

  • 先生方に指摘されたこと
  • その中でも一番苦労していること
  • 今後、日々の稽古でどのように取り組んでいくか
  • 褒められたこと

など、2ヶ月に1回ペースで更新していきます。

すごいちゃん

「私も同じところでつまづいています」という同志や、「こうやってみては?」というアドバイスがあれば、ぜひコメント欄からコメントお待ちしています♪

先生方の教え方によって、多少の違いがあるかもしれません。

目次

稽古を通して気をつけなければと自覚していること

先生方に指摘されて、かつ自分でも気をつけなければいけないなと自覚していることは、今のところ5つです。

★基本打ちでは大きく打てているのに、地稽古になると打ち(振りかぶり)が小さくなる

これが今一番、自分の中で苦戦しているポイントです。

基本打ちでは大きく面打ちが出来ているのに、いざ地稽古になると面打ちの振りかぶりが途端に小さくなってしまいます。

特に自分と同等レベルの人とする時は問題なくても、段位の高い人とすればすれほど、相手より先に打たなければ!という意識が無意識に働いてしまいます。

高段の先生方からのアドバイス

三段までは大きな面打ちでも十分受かる。

すごいちゃんは背が低いから、背の大きい相手と当たった時に、早い(速い)面ではどうしても上から乗られて打ち負けてしまう。

審査員の先生は、背の小さい人には大きな面を期待している

すごいちゃん

「背の小さい人には大きい面を期待してる」って本当か?

小さい早い(速い)面打ちが上手に打てない、形がよくわからない

大きな面打ちでも地稽古になると全然振れていない。

早い(速い)面打ちは、基本打ちですら打てていないのが自分でもよくわかります。

「どのように打っていいのか形がよくわからない」の一言に尽きます。

旦那からのアドバイス

早い(速い)面が打てないのは、大きい面を一挙動で打てていないのが原因だろう。

すごいちゃんの早い面は、打った後の手がいつも低くなる。

早い面は、大きい面が打ててからやっと打てるようになる。

他の先生が、竹刀を振れていない中学生に【1日1000本の素振り】のアドバイスをしていたが、すごいちゃんもそれくらい振る必要があると思う。

すごいちゃん

仕事に家事に育児もあるのに、1日1000本も振れっていうの?!

日本剣道形を教えてもらっている高齢の先生方には、「地稽古でもしっかり大きい面を打つように」と言われます。

というか、「早い面打ちをしなさい」という指導は今まで一切受けたことはありません。

しかしそれ以外の支部の先生方には、「もういい加減、早い面を打たないと(打てるようにならないと)」と言われます。

先生方それぞれで言うことが違うので、どれを信じていいのかわからなくなって、混乱することが度々ありました。

それでも、わが子の早い面(小さい面)を打てるようになった過程を見ていくと、一つだけわかることがありました。

それは、大きい面が二挙動(イチ・ニで振り上げ振り下ろし)ではなく、一挙動(イチで振り上げ振り下ろし)が出来るようにならないと、早い面を鋭く打つことが出来ないということでした。

すごいちゃん

結局のところ、【素振りを頑張る】しか道はないようです

引き技を出す時の足がいまいちわからない

引き技(主に引き面)を出す時の足の動かし方がよくわかりません。

前に体重をかけるように体当たりをして、後ろに体重をかけながら引き技~とゆっくり動けば、何となく【形は】出来ます。

ただ、あの引き技の瞬間的な足の動かし方、音がさっぱりと言っていいほど出来ません。

旦那からのアドバイス

連続面の追い込みの足の動きが出来るようになれば、引き技の足の動きも出来るようになる。

すごいちゃん

連続面の追い込みの足の動きが、バタバタしてるんだが…

竹刀の握りが悪い、途中で握りが緩んでくる

剣道を始めた当初からずっと言われてきたし、今でもどうにかしなきゃと悩んでいることです。

そもそもの握力が弱いのも、原因の一つのよう。

初めの頃は小手をはめる前の、素手で竹刀を握って素振りをする時から途中で握りが緩んできていました。

それを思えば少しずつ良くなってきているものの、地稽古の途中で握りが緩んでくることが度々あります。

すごいちゃん

どうやったら竹刀を緩まず握れるか、研究中です

一歩足を継がずに、その場から面を打てるようにする

すごいちゃん

一歩足を継いで打つと、助走がつくので面が打ちやすいですね

剣道を始めた最初はそれで良いと思うんです。

でも一歩入って勢いをつけるようにして打つことに慣れすぎてしまうと、足を継ぐのが当たり前になって癖になってしまうんですよ。

それに、次のステップとして足を継がずに打つのは、一挙動(イチで振り上げ振り下ろし)で面がしっかり打てないとなかなか難しいですね。

結局竹刀が振れていないと、その場から面を打つことは難しいです。

先生方や旦那に指摘されたこと

先生方に指摘されたけれど、自分ではよくわかっていないことや、そもそも「え?そうだったの?」と指摘されてわかったことは7つです。

面を打つ時、手と足が合っておらずバラバラ

剣道をやっている方はお馴染みの、【気剣体の一致】がまだ出来ていません。

すごいちゃん

手(竹刀)と足(踏み込み)が合わず、苦労しています。

そう、手と足一緒にドン!ではなく、ドン(足が先に着いて)パン(竹刀が後から届く)の状態なんです。

  • まだまだ竹刀が振れていない
  • 左足の踏み切りが弱い
  • 右足の踏み込みが弱い

そして体も重いので、思うように出来ません。

すごいちゃん

イチにも二にも、竹刀を振れないと話しにならん!

面の打ち方がのぺっとしている

先ほどの3つのバツ…そう、

  • まだまだ竹刀が振れていない
  • 左足の踏み切りが弱い
  • 右足の踏み込みが弱い

この3つがしっかり出来ていないので、面の打ち方にメリハリがなくのぺっとしています。

自分が打てる間合い・相手から打たれる間合いを知る

基本打ちで、自分の打てる間合いは何となくわかってきました。

でも地稽古や試合になると、当たり前ですが自分が打つだけでなく、相手も打ってきます。

すごいちゃんは背が小さいのでどうしても中に入ろうとしてしまうのですが、そうすると自然と相手の打ち間に入りすぎてしまうことも。

すごいちゃん

相手から打たれる間合いはどれくらいなのか、まだまだわからず不用意に入りすぎてしまいます。

初めと終わりの礼の時は、かかとを揃えてキレイな見た目に

東京で剣道していた先生からのアドバイス

初めと終わりの礼の時は、かかとを揃えておいたほうが見た目の印象が良い。

すごいちゃん

やっぱりその先生の立ち姿は、本当にキレイなんですよね。

今まで日本剣道形の稽古の時も、基本打ちや地稽古の時も、なんとな~く立っていました。

指摘された後は意識はしていましたが、たまに「あ、忘れてた」ということも多かったです。

でも癖がつくまで意識していたら、無意識でもかかとをしっかり揃えてキレイな立ち姿をすることが出来ます。

面紐を結ぶ位置を高く(タコ面にならないように)

東京で剣道をしていた先生からのアドバイス

面をつけた時の面紐の位置が少し低くて、タコ面になっている。

もう少し面紐を結ぶ位置を高くして、物見の位置と同じくらいの高さにするとキレイ。

すごいちゃん

一番やっちゃいけない、『自分のやりやすいように、ラクに』で面を結んでいました。

面を被った時、面手ぬぐいの文字は読めるように(裏面にならないように)して被る

東京で剣道をしていた先生からのアドバイス

面を被った時に、後ろから見たとき面手ぬぐいの文字が読めるようにして被る。

面手ぬぐいの向きに関しては、ネットで調べても賛否両論ありました。

実際に試合をしている選手(全国剣道選手権大会の予選など)でも、選手それぞれで違いがありました。

なので一概に「この方法でないとダメ!」というものではなさそうです。

礼をする時は、二歩目で竹刀を抜いて三歩目で構えながら同時に蹲踞をする

高段の先生からのアドバイス

二歩目で竹刀を抜いて、三歩目で竹刀を構えながら蹲踞すると見栄えが断然違う!

今までは、イチ・二・サンと進んでから竹刀を抜いて構えて蹲踞(そんきょ)していました。

教えてもらったようにすると、出来なくても出来る風に見えると言いますか、佇まいが凛とします。

以前に比べて良くなったと褒められたこと

地稽古になると足が前後にピョコピョコ動いていたのが無くなって、どっしり構えられるようになった

地稽古を始めたばかりの最初の頃は、移動する度に前・後ろ・前・後ろと体重移動がわかるようにピョコピョコ動いていました。

今はそれが無くなって、どっしりと構えられるようになったね。と褒めてもらいました。

すごいちゃん

そういえば…一番最初に指摘されたのはいつだったっけ?

反省ノートを確認してみると、令和4年7月にそのような書き込みがありました。

時期的に言うと、剣道1級の審査を終えて少し経った頃でした。

約1年で、前・後ろ・前・後ろと体重移動がわかるようにピョコピョコ動く癖がなくなったようです。

まとめ

初段・令和5年8月~9月の稽古の際に感じた反省点や教えてもらったことなどを書いてみましたが、いかがだったでしょうか。

「大人の初段でこの程度?」と思われた方もいるかもしれません。

体は重くて動かないし、運動神経も良いとは言えないので、稽古の度に三歩進んで二歩下がることの方が多いです。

すごいちゃん

何はともあれ、思っている以上に素振りは大事!

この一言に尽きるな、と思います。

剣道を一緒にしている旦那と「コレが出来ないんだよね~」と話をしても、どんな話でも最後に行き着くのが【素振りをたくさんする】なんですよね。

すごいちゃん

竹刀を軽々振っている選手を見ると、簡単そうに見えるのになぁ…

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