令和5年度の冬季昇段審査会で、二段の審査を受けに行きました。
結果は、無事二段合格!
速い(早い)面が打てなくても合格出来ました!
今回は二段の昇段審査の内容や、二段での立ち合いの反省、三段に向けての課題について書いていきます。
この記事は、こんな人にオススメです
- 二段一発合格のために、立ち合いで見られているポイントが知りたい
- 二段審査を受けるまでに、どれくらいの実力をつける必要があるのかを知りたい
- 大人の初心者から始めた場合、二段ではどんな人と立ちあいをするのか知りたい
今私は通っている道場での稽古や、近隣の道場への出稽古で、週2~3回稽古をしています。
私は大人から剣道を始めたので、リバ剣の人のように、ましてや小さい頃からずっと途切れなく剣道をしている人には敵いません。
出来ないことの方が多くて、一人でモヤモヤしながら稽古することが多かったんですね。
自分以外の大人から剣道をはじめた初心者さんは、どんなことを思いながら剣道をしているんだろう?
自分の出来ないこと・もがいている姿をさらけ出していたら、他の初心者剣士さんと交流(と言う名の傷の舐めあい)が出来るのではないかと思って書き綴っています。
- 先生方に指摘されたこと
- その中でも一番苦労していること
- 今後、日々の稽古でどのように取り組んでいくか
- 褒められたこと
など、2ヶ月に1回ペースで更新していきます。
「私も同じところでつまづいています」という同志や、「こうやってみては?」というアドバイスがあれば、ぜひコメント欄からコメントお待ちしています♪
二段審査で立ち合いをした2人はどんな人?
1人目:大学生くらいの若い男の子(20代)
2人目:市役所勤めの年上男性(37歳以上)
立ち合い直前に係の先生の用紙をチラ見したら、当初は大学生グループと一般グループは別々に立ち合いする予定のようでした。
しかし欠席があり、大学生が1人になったようで一般のグループにくっつくことになったようです。
大学生+一般のグループの中で、相手が2人とも男性なのは私だけでした。
2人とも男の人…終わった。。
昇段審査、いつになったら緊張せずに立ち合い出来るのか…
一級・初段の時は、面をつける時点で緊張して、頭の中が真っ白になりながら立ち合いをしていました。
今回は、自分の立ち合い直前まで緊張せずにいることができました。
進歩です!
立ち合いの内容は、無我夢中で部分的に覚えていないところもあります。
でも一級・初段の頃に比べれば、冷静に落ち着いて技が出せたかなと思います。
皆さんの昇級・昇段審査での緊張具合はどうでしたか?
相手の実力は?立ち合いで相手にどんな技を出した?
1人目:大学生くらいの若い男の子(20代)
大学生で二段を受けるのは、剣道を始めたのが遅かったのかな〜と思いつつも、そこはさすが20代‼︎
初太刀は相面…のはすが、相手の竹刀のスピードが早く綺麗に一本決められました。
ヤバい、面では打ち負けるッ!
立ち合いの時間は数十秒なのに、本当に時間が長く感じました。
2人目:市役所勤めの年上男性(37歳以上)
初太刀、そして二、三度相面になるも、竹刀同士が当たってどちらにも面が入らない状態が続きました。
よっしゃ!いけるかも
体格的にも筋力的にも男性有利の剣道で、相打ちに持ち込めているなら、こちらにも分があるかも!
とは言え自分より多少は年上ですが、男性なのでチカラがあります。
2回の立ち合いを終えて
1人目・2人目共に、相手は男性でも怯まずしっかりぶつかっていって、攻めの姿勢を見せることが出来ました。
そのため、どちらも良いタイミングで胴が効果的に決まっていたようです。
当たった場所はイマイチだったようですが
数十秒の間に、無我夢中で覚えていない時間と、ハッと我に返る時間とが交互にありました。
当初、立ち合いで小手面を打ちたいと思って稽古をしていたんです。
でも立ち合いの相手は2人とも男性ということで、吹っ飛ばされる可能性が大きい小手面は封印!
どちらの立ち合いも面と小手が多めで、胴は1回だけという内容でした。
一般グループの中で、私だけが面を打っては真っ向からぶつかり、小手を打ってもぶつかり、ボロボロ。
相手が男性でも真っ向勝負!
でももっと、スマートな立ち合いがしたいなぁ
「いずれ相面で吹っ飛ばされるよ〜」と旦那には言われていますが、その時はその時です。
初心者から剣道を始めて、二段審査までにどれくらい実力をつける必要がある?
防具をつけるようになってから、週2〜週4回の稽古を続けて来ました。
二段の昇段審査を受けるまでに、約4年かかっています
このままだとヤバいのでは…⁈と、焦って根を詰めたのが昇段審査の3ヶ月前。
- 二段審査までの3ヶ月にやったこと
- 何をすると二段不合格になるのか
については、こちらの記事↓で紹介しています。
- 早い(速い)面が打てる
- 一拍子の大きい面が打てる
技術面で言えば、この2つが出来ていれば間違いなく二段審査に合格出来ると思います。
それで、当の私は出来ていたかと言うと…
出来ていません!
『一拍子の大きい面を頑張って振ろうとしている』というのが、正確なところでした。
立ち合いで審査員に見られているポイントは?
一般の私達は、二段審査最年少の中学2年生と立ち合いする訳ではありません。
まるで、打ち込みや掛かり稽古のような立ち合いをする必要は無いんです。
着装や発声など最低限のところが出来て、日頃の稽古を出せて自分からしっかり打つことが出来れば合格は貰えると思います。
三段審査を見て、二段合格直後の今の自分に足りないと思ったもの・必要なこと
今回受けた昇段審査と、その前にも何度か昇段審査を見て感じたことがあります。
三段受審者で、大きい面を打つ人はほとんどいない!
もちろん大きい面を打っていた人は、ゼロではありません。
でもほとんど人が、当たり前のように速い(早い)面を打っていました。
やっぱり、速い面打てるようにならなきゃいけないかなぁ…
三段に向けても、まずはしっかりと、竹刀が振れるようにならなければいけませんね。
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